めしいらず

フェリーニの道化師のめしいらずのレビュー・感想・評価

フェリーニの道化師(1970年製作の映画)
3.0
監督フェリーニ自身も本人役で登場するドキュメンタリーのようなフィクションのような映画。サーカスの喧騒と混沌、道化師たちへの愛が溢れる優しいタッチ。時代が進むに従って求められなくなっていくサーカスへの惜別。居場所が失われていく道化師の哀感。賑やかで楽しいサーカスから哀愁漂うラストへの転調がフェリーニらしくて味わい深い。もちろんニーノ・ロータの音楽もそこには含まれている。
再鑑賞。
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