ジャッキーとクリス・タッカーが共演の刑事バディもの。
現ロサンゼルス中国総領事のハンは、香港政府であった2ヶ月前、香港警察のリー捜査官(ジャッキー)と、マフィアの密輸船に潜入し、武器や美術工芸品を押収することに成功する。
マフィfアのボス、ジュン・タオはそれに逆恨みし、ハンの娘であるスー・ヤンをアメリカで誘拐する。
ハンは香港警察より、リーを捜査に参加させようとするが、FBIは捜査させぬよう、停職処分中のロス市警のカーター(クリス・タッカー)をリーの監視に付けようとするが、彼らは独自で誘拐藩の捜査をしはじめる。
内容はざっとこんな感じなのですが、フィルマのあらすじには、「東洋一、手が速い男。 西洋一、口が減らない男」とキャラ設定だけの雑な説明に笑った。
因みにこのタイトルを付けた程のアクションや、ドタバタとした忙しさはそれ程でもなく、クリス・タッカーのひたすら喋り続けるやかましさが「ラッシュアワー」だった。
といってもこの凸凹の掛け合は面白く、アクション面ではジャッキーの身のこなしが流石。
ジャッキー作品では外せない動くバスでのアクションや、椅子を使って相手と入れ替わったり、相手から銃を奪って・蹴とばして・吹っ飛んでと動きが楽しい。
クリス・タッカーも頑張っているんだけど、余計な行動でチョイチョイ邪魔をしている、そんなアクションコメディに基本をバッチリ楽しめました。