ジーナ

夜の第三部分のジーナのレビュー・感想・評価

夜の第三部分(1972年製作の映画)
3.5
アンジェイ・ズラウスキー監督のデビュー作。

意味が分からない部分もあるんだけど、デビュー作でこんなに個性的で圧倒的なビジュアルで魅せる才能にビビりました。
U-NENTで観たのですが、こんな古い作品なのに同じ年代のハリウッド映画よりよっぽど画質が綺麗なのが一番驚いたかも。

主人公はナチによって妻と子供も殺されてしまう。
それを機にレジスタンスに加入するのだが、命を狙われる羽目になる。
命からがら一軒のアパートに逃げ込むと、そこには何と妻にそっくりの妊婦が住んでいた!
その妊婦と恋仲になり、主人公はお金を稼ぐ為に危険な仕事を受けるのだが・・・。

やはり難解なのですが、愛を求め、身を削り、追いこまれてゆく主人公の境遇に凄く共感できる作品でした。
ジーナ

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