《あそこよ。誰か警察を呼んで》
〝高層ビルの窓の外に男が…〟〝ルーズべルトホテルに緊急出動要請。現場付近の道路を直ちに封鎖せよ〟〝45番通りは通行止めになりました。通行中の歩行者及び車は速やかに…〟
ホテルの21階から飛び降りようとしている男ニック。自殺を思いとどまらせようとするNY市警の女性交渉人リディア。なぜニックは自殺を決意したのか。リディアは自殺を止めさせることはできるのか。足を踏み外せば死が待ち受ける高層ビルの〝崖っぷち〟での説得が続くが…。
そして二人の人生もまさに〝崖っぷち〟。ニックは盗みを働いて服役中の元警察官で現在逃亡中だし、リディアは説得に失敗して信用も自信もなくして行き詰った状態だし…。そんな二人が生きる意味を考えたり仕事への情熱を取り戻したりするヒューマンドラマだと思っていたら、全然違うじゃん。
何これ？本筋とは別のとこでトム・クルーズもびっくりのミッションが繰り広げられて予想を裏切る展開。めっちゃサスペンスだし、アクション映画だったなんで思いもしてなくて…。これは面白い。
ただ気になったのは、ミッションがうまくいって持ち出せたとしても〝やっぱ盗んでいたのね〟ってなってしまいそうでタイミングが難しいね。それと、21階にいるってことになっているけど、ビル全体が映っているショットで窓枠を数えたら…あれっ足りなくない？出入口を2階分だとカウントしても…。
視聴メモ：2023.10.14/155/図書館ＤＶＤ
