スワヒリ亭こゆう

崖っぷちの男のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

崖っぷちの男(2011年製作の映画)
3.2
『アバター』におんぶに抱っこでお馴染みのサム・ワーシントン主演映画です。
ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)はホテルの高層階で窓の外に立ち、道すがらの群衆が見守る中、交渉人リディア・マーサー(エリザベス・バンクス)を呼びだす。彼の目的とは何なんか?というスリラー映画です。

元警官のニックは囚人で無実を訴えるが宝石強盗の罪で有罪になり刑務所に収監されているんです。
父の葬儀に出席する為に特別措置で参列する。しかしその場で騒ぎを起こして逃亡するんです。
この辺りを序盤で見せるんですね。
ニックが何をしようとしているか?結構、早めに気づいてしまいます。なるほどね。から始まるスリラーは退屈こそしないもののドキドキ感はないですね。
ニックの弟と弟の恋人が出てくるんです。彼らのシーンはもう少し真面目に緊張感を出せば面白くなりそうだしドキドキ感も増していくと思います。
少しふざけて真面目にやる事から逃げている気がします。

エド・ハリスの出演も分かりやすい悪役で、一体どういうつもりでキャスティングしたんでしょう。
若き日のアンソニー・マッキーも出ていますが、この人は老けないですね😳
10年以上前の映画ですが今とほとんど変わりません。

サム・ワーシントンの映画は『アバター』だけで充分です。