らもちー

アジョシのらもちーのネタバレレビュー・内容・結末

アジョシ(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画をはじめてみた気がする。なんかあまり話に入っていけなかった。主役の方の顔がめちゃくちゃ整っている。主人公をとにかくかっこよくみせたい!というのが先行しストーリーは二の次に感じてしまった。アクションシーンは差し合いみたいなのは迫力があるけど相手を投げ飛ばしたりするシーンは全部投げ飛ばす部分を映さないのでなんか迫力にかける気がする。主人公と駄菓子屋おじちゃん(?)以外全員が主人公の良心の引き立て役に思えてしまった。映像がたまに分かりづらい。王道のストーリーで特に驚きがないまま終わってしまった。


あるクラブのダンサーが麻薬をパクり暴力団に狙われることになる。

ダンサーの娘ソミは日常的にネグレクトを受けており学校にも家にも居場所がない。ソミは比較的親切にしてくれる隣の質屋のおじさん(超イケメンなんだよなぁ)の家によく出入りしていた。

ある日ソミが家に帰るとそこには暴力団がいて麻薬を盗み逃亡していた母親は拘束されていた。2人はそのまま拉致される。


母親は麻薬の入ったバックを例の質屋に預けていた。質屋が家に帰ると暴力団がいて麻薬はどこだと詰められる。しかし質屋のおじさんは特殊訓練を受けた元秘密工作員でめちゃくちゃ強い!暴力団にもひるまない。だがソミと母親が人質に取られてることを知り大人しくバックを渡す。ソミを解放するよう詰め寄るが別な要件を課される。それはオ社長に麻薬を受け渡すというものだった。


受け渡しのタイミングで警官が押し寄せ、自分がオ社長共々ハメられたことに気づく。
その場にはソミの母親の遺体が内蔵が奪われた状態で放置されていた。
警察に捕まるがソミが危ないと思ったおじさん(主人公)は警察の建物から脱走し、ソミの行方を追う。ソミは暴力団内の組織であり子供を拉致監禁してるところに連れていかれる。そこでは親に捨てられた子供が麻薬作りや運び屋をやらされていた。子供はある程度成長したら殺され臓器を売られていた。おじさんはその場所を突き止め壊滅させるがソミの姿はそこにはない。暴力団幹部の1人(弟)を人質にソミの受け渡しを取引するがここでもハメられる。ソミが死んだ話を聞かれたおじさんはその場にいた暴力団を1人で壊滅させる。


死んだと思われたソミが生きてて、全てをやり遂げ自殺を計るおじさんの前に現れる。おじさんは警察に捕まることになるが最後にソミを抱きしめ、1人で生きていけと伝える。


ちなみにおじさんには秘密工作員時代に妻がいたが、妊娠中に事件に巻き込まれ妻は殺されおじさん自身も深手を負っている。そのせいでおじさんは意気消沈しうだつの上がらない質屋に身を落としていた。自分に懐いて信頼してくれたソミを助けたかったおじさん。昔妻を助けられなかったこと、妊娠中の子がもし生まれていたらソミくらいの子供になっていたかもしれないこと(?)がおじさんを動かしたのかもしれない。
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