roofbalcony

カウボーイ&エイリアンのroofbalconyのレビュー・感想・評価

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
3.2
コルト1860とブレスレット・ウェポン!道具立ては面白そうだし期待したのだけれど、、弱点多し。これがB級ならまぁいいか!なんだけど、一流スタッフ&俳優陣なのにこれではズイマじゃありませんか。
ロジックが諸々弱い。SFはこれなら勝てるかも?って理屈がある程度見えないと不満度が増すばかり。有効な戦術がハッキリしないまま力押し肉弾戦に突入するのはいかんです。
どうやら母艦は砦、艦載機は列車や馬車、エイリアンはバッファローなどの野獣、って具合に西部劇の定石要素をSFテイストでオマージュしているのはなんとなく解るが・・・それだけだった。つまらなくはないが色々釈然としない。
テクノロジー観もだいぶ雑。思考(感情?)制御で装着、発砲、ヒロインのキスで腕輪が外れるってそんなあーた。

スピルバーグが西部劇映画作法を講義したというし、西部劇としてはたぶんOKなんでしょう。 SFアクションとしてはガワだけな感じ、、同時代を扱った「トレマーズ4」の方がアツい。

舞台:時代は1873年南北戦争後の西部開拓時代アリゾナ州、英語Wikiではニューメキシコ準州。台詞にサンタフェが出てくる。
roofbalcony

roofbalcony