ユルすぎて頭抱えてしまう。
真面目に生きるのがバカバカしくなるSF(?)映画。
初監督作品だけあって手造り感満載なチープさ、なのにどうやって撮ったか想像つかない悔しさ。
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放置しておくと危険が及ぶ可能性のある不安定な星を爆破して回るという任務中の宇宙船ダーク·スター号のゆかいな仲間たちのポンコツ宇宙生活(適当)
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船内とその周辺というほぼワンシチュエーション+プチモンスターパニック
コックピット狭っ
やたらカチカチとツマミを上げた下げたりしてるけど絶対適当。
そして爆弾と会話し始めたあたりで確信する。宇宙の法則無視して宇宙映画作ったんだな…
だが、いい。
宇宙船生活の暇さ加減を、全力の真顔でボケ倒して描いてくれてます。
船内でレーザー銃撃って遊んだり、「マスコットが必要」ってな短絡的な理由でエイリアンを飼ったり、宇宙食のメニューに文句言ったり、「仲間がオレのこと無視する!」って拗ねたり。
トボケまくりなのに割とシビアな結末が引き締め作用になっている(気がしてくる)。
音楽も監督の名前出てましたが、あのアリゾナを懐かしむカントリー音楽も監督作?頭から離れないし、腸が悪い人の屁みたいなブザー音も破壊力抜群の脱力感。
終わり良ければ全て良し、なラメラメなラストは一生忘れません。