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七人の侍のhamawwoのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.5
七人の侍。面白い。これを王道と呼ばずして何と呼ぶ。なんか分かんないけど、一言一句名言な感じがしてしまう。百姓と侍の身分格差がありエンゲル係数の高すぎる時代。語らぬ武士が表情と行動で語る時代。プライドと良心と志。目力。旗の力。脚力。日本人の古き良き美学が詰まっているなと思いました。

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記念すべき700本目。
あらゆる映画に影響を与えた「原点」とされる本作を見ることができてよかった。
日本人の映画好きで黒澤明作品を見ないわけにはいかないなと思い鑑賞。
まぁ「名作」と呼ばれているから、フィルターや「いいと思って見る」偏見はある。それでも、普通に、王道のエンターテイメントとして面白いし、これぞまさに「侍」でとても面白かった。これに憧れる外国人が多くいるのもよくわかる。これが「本物」なんだなと、思うことにする。

鑑賞してきた中で過去一古い。
今まではオーシャンと十一人の仲間(1960年)だったが、更新された(1954年)。
まず最初のあらすじの、漢字が読めない笑
最初はセリフが何言ってるか所々早口で日本語が古くて聞き取れないが、慣れると問題ない。

てか百姓、何様なの?と薄情だと思う場面もちらほら。

出家してから、ちゃんと髪の毛伸びてるんだなあ。
志村喬さん、EXILE AKIRAに激似。
ちなみに豆知識だが、EXILE AKIRAの「AKIRA」は、彼の本名が「黒澤良平」で、苗字が同じ「黒澤明」から来ている。

やっぱり3時間半はやや長い。でも途中に休憩あるから大丈夫笑
65年たった今でも語り継がれるべき作品で、一見の価値は確実にあるなと思いました。

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やるべし

百姓にや種の良し悪しはわかるが、侍の良し悪しはわかんねえ

断る。わしはともを連れて歩ける身分ではない。

守るのは攻めるより難しいでな。

この飯、おろそかには食わんぞ

お主の人柄に着いて行くのでなぁ

その時どんな気持ちだった?

いや、かたじけない。

これでええ。

お主ならどう攻める?

人を守ってこそ自分を守れる

種子島に気をつけてな

えーいえーい

こいつは俺だ

あなたは素晴らしい人です。私は前からそれを言いたかったのです。

また、生き残ったな

今度もまた負け戦だったな
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