円柱野郎

イップ・マン 葉問の円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤は武館会の中で認められる存在になるまで、主にホンの洪拳との戦いがメインだけど、どっちかというと弟子のいざこざに巻き込まれている感じ。イップ・マンは相変わらず面倒見の良い人物だし、自ら力を誇示するわけでもないけど、とにかく強いところがカッコイイ。演じるドニー・イェンのアクションもキレがあるし良いです。
ホンを演じるのはサモ・ハン・キンポー。前作ではアクション監督だけだったけど今作では出演もして、序盤の敵役→中盤には武術家として理解しあう間柄と、おいしい立ち回りをするキャラクターですなw マフィアのような嫌な奴かと思いきや、中国武術をバカにした英国のボクシングチャンピオンと名誉をかけた死闘もするし、牛耳っているなりの責任を背負っている姿は共感する。
それにしても後半の展開は「ロッキー4」過ぎるだろう。確かに盛り上がる展開ではあるけど…まんま過ぎて。対戦する英国人が悪辣で「ぶちのめせ!」という気にはなるけど、ボクシングと詠春拳の異種格闘を成立させるのは強引だなあー、と少し思ったw
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