がんがん

ローマの休日のがんがんのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
3.8
あのジェラートは何味なのだろう。

個人的にはストロベリー味だと思っている。


午前十時の映画祭にて。

朝の10時って早くないですか?

せっかくの休みの日は午前中はごろごろまどろんでいたい派なので、名作を映画館で味わいたいなぁといつも思ってるけど、今まで一度も観に行ったことがなくて。

コロナ禍のため期間延長&複数回実施みたいなスケジュールになってて、午後十五時の映画祭になってました。

ちなみに同日、午後十二時四十五分の映画祭にてE.T.も楽しみました。もはや、午前十時の映画祭の概念とは…


大昔、学生時代にブラウン管のちっちゃいテレビでVHSで観た時は、あー白黒映画を観たー!って感じだったんですけど。

スクリーンに映ったローマの休日は完全に極彩色の世界でした。

ジェラートの美味しそうな色も見えたし、ベスパのグリーンも、真実の口の壁の色も、ヘップバーンの青いスカートの色も全部見えた…そんな気がした。

ミッドナイトインパリを観たらフランスに行きたくなって、ローマの休日を観たらイタリアに行きたくなった単純なわたし…



スペイン広場の時計のミスもちゃんと確認できて面白かった。

カットによって時刻が進んだり、巻き戻ったりしてるんですよね、あのシーン。

あれはきっと、アン王女がジェラートを食ってる時間が飛ばされている攻撃を受けてるんですわ…キングクリムゾンかよ!!(イタリアだけにッッ!!)
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