ほーりー

ヤング・フランケンシュタインのほーりーのレビュー・感想・評価

3.7
その昔、死者を甦生することに成功したフランケンシュタイン博士。その孫が彼の残した研究書類をもとに再び恐しい実験に手を染めてしまう。

「フランケンシュタイン」や「フランケンシュタインの花嫁」など1930年代に大当たりをとったユニヴァーサル社怪奇映画を、メル・ブルックスが徹底的にパロッたコメディ。

だから元ネタ知らないと、何だかよくわからないシーンも結構多い。でも、ギャグがわかりやすい(いい意味でも悪い意味でも)ので、たとえ知らなくても笑える映画だと思う。

盲目の老人と怪物のやり取りのシーンなんかベタなんだけど、腹抱えるほど可笑しかった。ちなみにこのチョイ役の老人を意外な大スターが演じているのだが、それは観てのお楽しみ。

ジーン・ワイルダーはじめ、ピーター・ボイル、マデリーン・カーン、ケネス・マースなどアクの強い俳優ばかりが勢揃いしているが、何と言っても強烈なのが、ギョロっとした目玉が特徴的なマーティ・フェルドマン!

初登場シーンはあまりにも強烈すぎ。

ラストはちょっと怖い展開かなと思いきや、そこはメル・ブルックス、ちゃんと下ネタで落としてくれている。
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