山本Q

荒野の七人の山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

荒野の七人(1960年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アツい映画が見たくてこの作品。多分一度見てるとは思うけどほとんど覚えてない。
アントワーン・フークアのマグニフィセント・セブンは楽しかったので、オリジナル確認の意味も含めて。

テーマ曲は有名なやつで、この映画の曲だったんだと膝を打つ。
リメイクに比べるとややのんびりとした始まり。馬に乗ってる感なんかは、妙にリアルに感じる。
キャララクターの説明もそれ程無いので、あっさり進むなーと思っていたけど、お話が進むとやっぱり引き込まれる。涙するとまではいかないけれども、一人一人に思い入れはできてしまう。あんまりベタベタした感じじゃなく、距離感を保っているからだろうか。起こっている自体の割には気軽に楽しめる作品だった。
今の作品のような造り込みでは無いけど銃撃戦もリアルっぽくて良い。
西部劇はあんまり見慣れてないけど、見たことがあるセルジオ・レオーネと比べると端正なイメージ。
盗賊のカルベラが率直でいうことなんかも現実的な考えをしていて面白かった。西部劇というと、見栄と格好良さ優先かと思いきや意外に地に足のついた盗賊で魅力的だった。
山本Q

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