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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーの10000lyfhのレビュー・感想・評価

2.5
第二次大戦中のキャプテンアメリカの生誕と、対ナチス戦闘からの(一時)戦死まで、時系列的には MCU の最初期(エピローグで主人公再生の現代に飛ぶが)を描く。現代においては全人類共通の敵として安定の、一切の政治的配慮不要のナチスを相手に、アメリカ愛を掲げて心置きなく戦う。スーパーソルジャー計画の実験成功で生誕した直後、ちょっとした活躍をみせた新生スーパーヒーローが、「戦時国債買って」プロパガンダに利用されるという、政治利用されるセレブという現実事象への風刺もあったり。ヒロインは、取ってつけたような並の男性以上の腕力的パワーで颯爽と登場するが、後半ではヒーローの恋愛対象として、男性が理想とする古典的シスヘテ女性で終ってしまったの、やっぱそうなるか残念やな。ヴィランであるナチスの要人シュミット/レッドスカルとその軍隊の外観は、ダースベーダーとストームトゥルーパーという伝統を継承。映像にフィルタをうっすらとかぶせて微かにアニメっぽい質感にしていると思うが、いい感じ
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