パピヨン

少林寺のパピヨンのレビュー・感想・評価

少林寺(1982年製作の映画)
3.8
アクションスター“ジェット·リー”こと“リー·リンチェイ”は、「ワンス·アポン·ア·タイム·イン·チャイナ シリーズ」で始まり、「エクスペンダブルズ シリーズ」で終わりましたかね。いや終わってないか、失礼。他に「ロミオ·マスト·ダイ」「キス·オブ·ザ·ドラゴン」「HERO 英雄」「ダニー·ザ·ドッグ」等々ハリウッドやヨーロッパでも活躍してますね。本作品は彼が“ジェット·リー”と名乗る切っ掛けとなった、18歳の時の世界デビュー作ですね。
中国は隋朝の末期、圧政を強行していたワン将軍に父親を殺されたショウホ(リー·リンチェイ)は、少林寺の門前で拾われます。瀕死状態を少林武僧らに介抱され、ショウホは仏門に入り少林拳の修行僧となるのです。いつしかワン将軍の魔の手が少林寺まで延びてきて····。
5年連続で中国武術大会で総合チャンピオンに輝いた“リンチェイ”はもちろん、周りも本物の武術家を使いスタント無しのアクションは、かなりのインパクトを世界に与えましたね。リー·リンチェイは、ボディビル界からのアーノルド・シュワルツェネッガー、プロレス界からのドウェイン・ジョンソン派閥なのです。公開当時は、スターの出ていない中国香港合作映画の大ヒットと、少林寺拳法ブームを巻き起こしたのです。

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