懐かしの名作シリーズを見返そう第四弾続き。2作目よりは面白い！けど、やっぱり1作目の方が面白い。シリーズ物はどうしても続編を作るに連れて尻すぼみになっていくものですが、4作目の「ジュラシック・ワールド」が制作されるまではジュラシックシリーズもその御多分に洩れずという感じでした。翼竜が出てきたのは嬉しかったですが…
舞台は2作目と同じくサイトBのイスラ・ソルナ。パラセーリング中にソルナ島で行方不明になった少年を探すために、その少年の両親に無理矢理ソルナ島に連れてこられたグラント博士。果たして少年を見つけて無事に帰ることができるのか… がんばれ！グラント博士！！
やっぱりジュラシックシリーズにはグラント博士がいないとね！！恐竜の生態がわかっている専門家がいるからこそサバイバルが成功するわけで、グラント博士がいるだけでなんだか説得力と安心感が増す。フィジカルは強くないから自分の知識だけで窮地を切り抜けて行く、というグラント博士のキャラクターが大好きなんです。あと、研究費につられてあんなに行きたくないと言っていたソルナ島に行ってしまったり、島に着いたら嬉々として恐竜の説明を始めてしまう人間臭いところもかわいらしい。
そして本作では再びラプトルにスポットが当たって大満足。しかも、よくよく見ると本作で出てくるラプトルの雌のデザインが、4作目で出てくるラプトルのブルーたちとそっくり。本作のラプトルの雄は5作目のインドラプトルにトサカのあたりのデザインが似てますかね。ちゃんと前作のデザインを見て新作を作ってくれているんだなぁと、スタッフたちのジュラシック愛に嬉しくなりました。一方、T-Rexは出番がほぼなくて残念。ラプトルとT-Rexはジュラシックシリーズの二大スターなので、1作目のようにバランスよく出してくれるのが理想なんだけどな…
次作「ジュラシック・ワールド」は2作目、3作目で溜まった私のフラストレーションを吹き飛ばしてくれた大好きな作品。まだ1〜3作目の記憶が薄れる前に4作目に突入します！！
