ベビーパウダー山崎

ニューヨークUコップのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

ニューヨークUコップ(1993年製作の映画)
2.5
アメリカを舞台にしたVシネを全うしている。チャド・マックイーンも売れる前のミラ・ソルヴィノも、Vシネと見れば適切、ど真ん中の配役。普通に凡作だけど、これぐらいのアメリカ映画は幾らでもあるし、ニューヨークの景色に気後れしていないというか、村川透の職人仕事としては合格点。奥ゆかしいラストは好きだよ。
仲村トオルの棒読み英語、自分でもなにを喋っているのか分かっていないと思う。ミラ・ソルヴィノと仲村トオルの蝋燭なめの濡れ場、日本映画特有の匂いたつ画。殺し屋アンドレアス・カツーラスと仲村トオルのすれ違い、対立は『その男、狂暴につき』から持ってきたような気がする。