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007/慰めの報酬のAPOのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.9
ダニエル・クレイグ主演2作目。前作からの繋がりを重視して作られているため、『007/ Casino Royale』は本作を観る前に鑑賞必須。

カミーユを演じるボンドガールのオルガ・キュリレンコがかっこいい。ボンドガールといえば、作中の中でセクシー担当みたいな部類に勝手に思っていたが、カミーユは違った。いや、セクシーではあるのだが、出来る強い女性が優っていた。

ストーリーのまとめ方としては十分満足した。そして迫力があり過ぎるアクションも。
最近よくジャパン クオリティのアクション作品を観ていたから、余計に映えたし満足感があったのだろう。
ただ、激し過ぎるが故に、カットの切替具合についていけないことも。カー、ボート、プレーンなど様々なアクションシーンがあるが迫力満点。




(以下ネタバレ含む)





ジェームズが対峙した人が、味方敵共に次々に亡くなる。上から勧告を受けてからは、とどめを刺さないようにしていたが、次から次へと敵に仕向けられてしまう。
これを踏まえた上で最後、フィールズがホテルにて石油まみれにされ殺されていたことを受け、ドミニク・グリーンを砂漠のど真ん中で石油缶を一つ渡し見放すシーンはいいフィニッシュだった。
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