ぎょうざかしゅうまいか

天使にラブ・ソングを2のぎょうざかしゅうまいかのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

天真爛漫な歌手が今度は学校の先生に!

前作では売れないクラブ歌手だったデロリス
は、修道院の復興に成功し、ラスベガスでショーガールとして歌う人気歌手になっていた。
そんなデロリスの元にシスターたちがやってきて、修道院長が会いたがっていることを告げる。
デロリスが去った後、修道院ではシスターたちが聖フランシス高校で、授業を行い社会奉仕を行っていた。しかし、学校には問題児が多くシスターたちには手が負えない状況になっており、院長はデロリスに助けを依頼する。
渋々受け入れるデロリスは、高校で問題児たちに音楽を教えることになるが、、、


大体の2作目は大コケするイメージがあるが
1作目の雰囲気を残しつつしっかり面白い

冒頭からデロリスが
ラフベガスで大成功していることが分かり
シスターたちとの再開からの今作のテーマへのつながりが非常にテンポがよかった
まさに急展開

癖ありそうな理事長
レパートリーがソーセージしかないコック
校長から偉大なアドバイスを貰えるかと思えば「教育理念しつけ、それだけ」

など
序盤からコメディ要素はしっかりあるが
前作を超える程の笑いは個人的にはなかったのは残念な印象 
椅子とシスターフィージョンはクスリときたが


ただ
ウーピー・ゴールドバーグの表情を含めた演技が際立っているのは健在
生徒との初対面での一発かましたろかの顔は最高

今作は
シスター要素が薄く
どちらかといえば学園もの

生徒の才能を開花させたり、まとまりのない生徒たちが夢や目標に向かって頑張っていたりするので、学園物が好きな人はより楽しめるかもしれない
生徒たちの歌唱力抜群の発表は鳥肌もの