わたがし

太陽を盗んだ男のわたがしのレビュー・感想・評価

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)
-
 明らかに何か目的があって作ってるように見える原爆が実は何の意味も理由もなくて、だからこそ何でもできる最強アイテムになり得るというストーリーの流れに感動した。そして最初から最後まで死ぬほど面白い、フレーミングもカメラワークもバッキバキ。久しぶりに「ああ、俺は今"映画"を観ているなあ…」という気分になった
 沢田研二の「常人と言われれば常人に見えるし、狂人と言われれば狂人にも見える」感の絶妙さ。おっさんになってからしか知らなかったから衝撃的だった。なかなか死なない菅原文太もワイスピのヴィン・ディーゼルみたいで良かったし、音楽もサントラとして個別に聴きたいぐらい最高。全部が最高。本当にいいものを観させて頂きました…
わたがし

わたがし