『ガキ使』のおばちゃんを主人公にする
大胆な発想で作られた本作。
少林寺拳法の達人であるおばちゃんが
『一本足』と呼ばれる拳法家に破れ、
道場を追われてしまう。
拳法一筋のおばちゃんが
初めての都会で暮らすことで
出会い、成長、恋の物語。
感想は、期待した分だけ損しました。
あの『おばちゃん』を起用した
少林寺拳法アクション映画。
ですが、アクション要素はあまりなく
都会でのおばちゃんの生活シーンが
ほとんど占めています。
所々、笑いどころがありますが
本作品内ではおばちゃんが一切
喋らないので、シュールな演出がひたすら続きます、流石に飽きます。
ガキ使でも、たまにおばちゃんが出るから
新鮮で面白いのであって、
ずっとおばちゃんで笑えますか?
あと、アクションシーンでは画面の切替時
天気が変わるのは雑すぎでは?
(実写版デビルマン手法ですか?)
ナレーターに上島竜兵さんを起用してましたが、個人的には、
もういっそのこと二人で
短編コント集とかの方が面白いのでは?
と思いました。