人生の無駄遣い

THE JOYUREI 女優霊の人生の無駄遣いのレビュー・感想・評価

THE JOYUREI 女優霊(2009年製作の映画)
2.1
Jホラー作品『女優霊』の
ハリウッドリメイク版作品。

本作の内容を語る前に一言いいですか?
レビュー数少なくね!?
他にもJホラー作品をリメイクされてるけど
こんなに少ないのは初めてだよ!

※『リング』『呪怨』『仄暗い水の底から』
のリメイクは4桁レビュー数あります。

本作のあらすじは『女優霊』に
比較的に沿っておりますが
いくつか変更点があり

まずは海外に馴染みのない幽霊は
悪魔と取り引きした魔女に変更。
(この時点で全然違う。)

次に霊との接点を持たせるために
主人公を精神病持ちの病みキャラにする。
(これでストーリーがクソ化する)

トドメは幽霊が物理的に攻撃するようになる
(もう完全に別作品ですね。)


結論としては構図がちょっとだけ似ている
クソホラー作品です。

主人公の精神疾患のせいで
演出面で夢オチ、幻覚などのウゼェ尺稼ぎと
幽霊サイドが物理的に干渉しまくるので
ホラーとしてのジャンルが違いすぎる。

ストーリーも酷いもので
映画制作中にトラブルが頻発して
パニックをおこしたり、事故死したり
ひたすらグダグダする内容で

スタッフが発狂してナイフを振り回したり
妖怪蠅女の
「ブンブン波浪!YouTube!!」で
なんか知らんけど死んだりと
本作の存在そのものがグダグダの極みです。

ラストに関しても
Jホラー特有の余韻を残す感じではなく
超テキトーなぶん投げENDをかまします。

確かにJホラーもぶん投げはしますけど
あくまでも受け身が取れる投げ方をしますよ
篠原信一さんの大外刈りみたいなもんです。

でも本作の投げは本当に投げてるの。
室伏広治のハンマー投げなの。
84m86飛ばして絶叫してるの。

撮影スタジオに残り続ける怨念が
女優霊の良さなのに
口から蠅を飛ばしてくる
化け物映画のどこが女優霊なんですか?

パッケージのクオリティだけは
かなりの再現度ですが
それ以外は、う○こバエなので要注意です。
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