人生の無駄遣い

アタック・ナンバーハーフの人生の無駄遣いのレビュー・感想・評価

アタック・ナンバーハーフ(2000年製作の映画)
4.0
W杯で日本がベスト16入りしたり
名作バスケ漫画の映画が出たりと
スポーツ業界が盛り上がりつつあるので
バレーボールだって盛り上がっていいよね!

愛するバレーのために
オネエたちが勃ち⤴︎上がる
差別・偏見なんのその
熱いハートで会場も股間も盛り上げます!!

タイから送られてきた
愛と青春のスポ根映画、
絶賛上陸中╭∩╮!!


あらすじは
実力はあるけれどオネエという理由で
社会人チームに入団できない主人公は
同じ頃、オナベのせいで選手が集まらない
監督と運命的な出会いを果たす。

所属できるチームがないのなら…
入団する選手がいないのなら…
作ってしまえばいいじゃない!!

オネエによるオネエたちのオネエのための
混性チームが旋風を巻き起こす!!


感想としては
本作はとても素晴らしい作品だと思います。

主人公たちは性的マイノリティな立場で
差別・偏見・家族からの不理解など
決して恵まれたとは言えない状況であっても

自分自身の性に誇りを持って
ありのままで生きる姿に感動しました。
何より、時には感情的になっても絶対に
他人へと自身の性的指向を強制しないことは
本当に素晴らしいと思います。

バレー映画としてはそこまでですが
青春映画としては非常にオススメできる
作品となっております。



※ここからは
作品レビューとは関係ない自分語りです。

私はLGBT含む全ての性的指向や多様性は
認められるべきであると同時に
多様性に不寛容であることも
認められるべきだと思っております。

上手く文章では表現できませんが
チョコミントが嫌いでもいいんです。
けど、歯磨き粉とか言わないでください。
でも、31アイスのどのフレーバーにも
チョコミントが入ってる世界は嫌です。

皆んな、それぞれの好きを大切にして
その大切を尊重しよう。
これが私の性的指向です。
人生の無駄遣い

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