めしいらず

アイアン・ジャイアントのめしいらずのレビュー・感想・評価

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)
2.7
捻りも衒いもない物語だから先が読めてしまうのだけれど、だからこそストレートにメッセージが響くのだろう。なりたい自分になれる。それを決めるのは自分自身なのだと。良い映画なのだけれど”いかにも”な悪の描き方が惜しい。国家から派遣された使者としての大義名分が失われた後、単純に悪を為すための悪に堕してしまっている。それと最後のアレは蛇足に思える。悲しい結末の方が似つかわしい。

見たような話だなぁと思いながら観ていたら再鑑賞だった。粗忽なことである。
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