はま

カンフーハッスルのはまのレビュー・感想・評価

カンフーハッスル(2004年製作の映画)
3.6
まーた何を今更(笑)って感じですけど←
去年か今年に地上波でやってたのを1回観てる気がするんですけど、その時は「あー、あの『少林サッカー』のチャウ・シンチーねー」ぐらいな感じで、全然興味なかったんですよ。

今となってはまぁ、御察しの通りです😑
あのユン・ワーが助演男優賞獲ってる作品なんて、絶対観なきゃいけないやつだもの…←
同じく七小福のユン・チウと共に、最高に振り切った夫婦を演じておりました。観てよかった。

私、チャウ・シンチーはカッコいいと思うけどちょっと偏見(?)もあったんですよ。「カンフーやってた訳じゃないんでしょ?」って←
なんかこうほら…ジャッキーのコメディとチャウ・シンチーのコメディは違う、あの感じ。分かってほしい。

…その感じはやっぱり残ってるけど、普通に面白かった〜〜。
やっぱり独特な雰囲気はあるなぁ。大胆な特殊効果、音楽の使い方…それに笑いの取り方が(笑)
このテンポが合わない人もいそうだけど、実際世間の評価は高い訳だし、沢山の人に受け入れられた結果なんだろうなぁ。

めちゃくちゃくだらないところで笑わされるので、そういうしょうもなさが目立つけど(笑)、案外ストーリーもちゃんとあるんですよね(失礼)。
『少林サッカー』に続いて可愛いヒロインがいるのが強い!ドニー版『アイスマン』に出てるなんて〜〜再鑑賞だわぁ。

それに、この出演者このアクション指導のおかげか、相当ちゃんとしたカンフーアクションのシーンもあって驚き。
洪家鉄線拳とか八卦棍とかもう名前だけでワクワクするんですが…。

琴から波動が出るやつは笑うところかもしれないけど、個人的には「『チャイニーズ・ファイター』が残した香港映画の大きな歴史の一つだ…」と、変なところにユンピョウを感じてしまってジ〜ン😌
フォン・ハックオンなら波動出せるね…

目当てのワーたんは、序盤のダメダメおっさんで終わるのかと心配でしたが大満足の活躍っぷり。嬉しい限りです。
鉄線拳と八卦棍の方もよく見ると「あの人だッッ!!」ってなったので、やっぱりいつもの香港映画だなぁと思った(笑)

一番株上がったのはシン・ユー殿でしたが…。
『新・少林寺』とか『孫文の義士団』とか他にも色々出すぎだし顔はすぐに覚えたけど、別段好きという訳ではなかったんですが…
今作の彼は輝いていた。肉体と共に。


そんな感じで、「『カンフーハッスル』ってタイトルだけどカンフーは期待してなくて、でもちゃんとカンフーしてた」映画でした。
面白いなぁ。
はま

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