ゾンビパニックが起こり、農場に立て籠もった主人公。近くに人と食料がある場所があると知り、とりあえず行ってみるが…

ゾンビパニックの中、生き残った4人を描きます🧟‍♂️

登場人物4人が良かったですね。
この手のゾンビ映画だと、1人位は自分勝手な人や、仲間割れをするのが定番ですが、今回の4人は全員良い奴ですし、多少の口喧嘩はするものの、最後まで行動を共にします。
ゾンビ映画にしてはキャラクターがしっかりしてたので好印象。

そしてラストですね。
油断してたのもありますが、ちょっぴり泣いてしまいました😭
ゾンビ映画にしてはとても明るい終わり方でした。

ゾンビ映画好きは必見ですよ！

• #ゾンビ

閉鎖された薬品工場で爆発事故が起き、ガスを浴びた人々はゾンビになる。生き残った4人は倉庫に籠城して生活するが…というストーリー。
薬品工場の爆発によって飛散した致死量の毒素によって住民が凶暴化した死の町で生き残った4人の戦いを描いたゾンビホラーです。
ジムは婚約者と逃走中事故により婚約者を失う。ジムは倉庫に立て籠もるが、近くの倉庫に籠城しているスコットから連絡を受け取り、合流して倉庫にて共同生活を始める、という内容です。
ジャケからはアクション・ホラーを想像しがちですが、アクションシーンは殆どない地味な作品です。
本作に登場するゾンビは神経ガスによって凶暴化した人間で「28日後...」の様な感染者です。メイクは目は真っ赤で皮膚が少し爛れてる感じです。全体を通して登場する感染者は7～8人くらいです。襲ってくるときも噛むというよりは殺しにかかってくる感じなのでお食事シーンはないですし、感染するかもわからないですね。大量の感染者が襲い掛かってくるようなシーンはなく、主人公達に襲い掛かって来る時は一体づつですね。
ストーリーは生き残った4人が倉庫に立て篭もって生活するだけです。積極的に外に出る事もなく、感染者も遠巻きに棒立ちしてるだけで積極的に襲撃してくる事もありません(人間のふりをして話しかけて中に入ろうとするシーンはあります)感染者達とのバトルも殆どないです。遠くから棒立ちで動かずにこっちをジッと眺めている感染者は「ハロウィン」のマイケルのような不気味さがありますし、ダッシュ系なのでさっきまでたっていた感染者がいなくなっているシーンは「一体どこに消えた？」というドキドキ感も出ますね。また、主人公が感染者と初遭遇するシーンの迫力と緊迫感は結構見事でした。部屋へ戻ろうとした主人公が泥の足跡が地面についてるのを発見するシーンはギョッとさせられますし、ダッシュして追い掛けてくる感染者から倉庫内を逃げ回りながら戦うシーンもハラハラします。
メインは感染者とのバトルよりも人間ドラマですね。主人公達が倉庫に来るまでや過去のエピソードが描かれます。
4人のキャラが良く描かれているので、彼らがサバイバルを通じて徐々に絆を深めていく所は面白いです。本作に登場するキャラクターは皆善人なので口論はあっても他のゾンビ映画の様に殺し合いまで発展する仲間割れは起きません。極限状態になった時はこういう人たちとサバイバルしたいですね(笑)序盤ツンツンしてた恐らくヒロイン格のアレックスが次第に主人公と打ち解けていくやり取りも良かったです。アレックス役の人は先日見た「スピーシーズXXX」のヒロインの人で、途中インシュリンきれて昏睡状態みたいになった事からこちらでも糖尿病設定のようですね。
主人公達が倉庫で共同生活していく所はどことなく「ゾンビ」を彷彿させる所がありましたね。
ほぼ屋内でのシーンで進みますが、後半では仲間の為に救援物資を取りに外に出たり、侵入してきた感染者との戦いなど盛り上がる所もあります。前述の様に感染者との戦いは一体づつなんですが、その分一回一回が重めに描かれてて感染者と戦いに案るシーンはそれなりに緊迫感あります。
冒頭の緊迫感たっぷりに描かれたシーンが後半出てきたら、結構アッサリ解決しちゃったのは正直拍子抜けでした(笑)
最後はゾンビ映画にしては珍しく爽やかなハッピーエンドで良かったです。町限定でスケールのデカい状況じゃないので解決もすぐできたんでしょうね。
ゾンビ映画としては地味ですが、演出や世界観など標準以上のクオリティでまとまっていて、秀作と呼べる作品ですね。

化学工場が爆発し薬品によって住民がｿﾞﾝﾋﾞ化。隔離された街に残された4人のｻﾊﾞｲﾊﾞﾙ!

設定自体はありきたりです(^^) 
また、近年のｿﾞﾝﾋﾞ映画としては珍しく、大量の高速ｿﾞﾝﾋﾞもｺﾒﾃﾞｨ要素も派手なｱｸｼｮﾝもありません。

地味に地味に、緊迫した世界で生き残りを図る4人の人間関係や心情に焦点をあてた作品(^_^)

ｿﾞﾝﾋﾞも少数で戦力も高くありません(足はやや速い)。
主人公たちが立てこもる廃工場?をじ~っと遠巻きに眺めてます(-_-;)
雰囲気が不気味(;o;)

飽きかねない地味さですが,登場人物の微妙な心情の変化にちょこちょこと小事件と伏線･回収を入れ,飽きさせず,また緊張感を持続させるといった上手いやり方(-_-;)

超低予算?ですが,脚本や演出がしっかりしており,役者さんたちの演技も○( ´,_ゝ`)

小粒ながら,見終わったあと「いい映画だったなあ」と思えるなかなかの拾いもの(^o^)


※よほどゾンビ映画に理解がある方だけですが

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