ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀の作品情報・感想・評価

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀」に投稿された感想・評価

ぱん

ぱんの感想・評価

3.0
『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ監督作の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のリメイク版。
始まって5分で、何の前触れもなくゾンビが登場してビックリ。
話としては怖くはなくて、主人公の目を通すことによって、
ゾンビより怖いのは人間の奥底にある悪なんだな、っていうのを押し出してる感じ。
どちらが好きかと聞かれたら『ゾンビ』かな。
ウォーキング・デッドもそうだけど、本当に怖いのは人間。
ウォーキング・デッドは人間ドラマとして好きなんだけど、2時間のエンタメとして観るなら、娯楽としてのゾンビ映画が観たい。
生ける死者が目覚める夜―。
ゾンビ映画のパイオニア『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のリメイク作品。

ハリウッドはリメイクが大好き。
確かにゼロからプロットを起こすのは大変ですからね。元の作品がヒットしていれば、予算の確保や興行収入の予測も容易いのでしょうが…やはり、大切なのはオリジナルを超える“何か”ですよね。

本作の場合、製作者の意図は明らかでした。
それはオリジナルで“悲鳴要員”だったヒロインのポシショニング変更。スカートからズボンへと着替えて“戦闘要員”として前面に立つ姿は勇ましい限り。なるほど。非常時において“女性は守るべきもの”というのは過去の話なのですね。

また、それに加えて。
オリジナルで描写不足と感じた部分を上手く補っていました。例えば、立てこもる際に使用した“板切れ”の所在。一般家庭に多くの板切れが置いてあるのは不思議な話ですからね。細かい部分ですが、説得力を増すためには重要なポイントです。

そして、何よりも。
オリジナルよりも加虐的な結末に驚きました。
確かに本作は社会情勢が混迷した90年代初頭の作品。エスカレートした暴力が描かれるのも当然なのでしょう。その中でもヒロインが躊躇なく行動する場面は“観客に罠を仕掛ける”という意味でも秀逸でした。製作者側の意地悪な姿勢が透けて見えましたからね。

ただ、それでも。
オリジナルを先に観ていると、大きく変化していないプロットに退屈するのも事実。正直なところ、もう少し予想を超えた“何か”が欲しかった…というのは贅沢な望みなのでしょうか。それに冒頭の場面が“昼間”だったのも残念な限り。夕暮れの生温かい風を感じる雰囲気が欲しかったところです。

まあ、そんなわけで。
オリジナルかリメイクか。
と言えば、僕はオリジナル派なのですが、リメイクにも良い部分がありますからね。白黒映画の不気味な“ざらつき”が欲しければオリジナル。腑に落ちる“リアリティ”を求めるのならばリメイク。好みに合わせて鑑賞すれば良いのだと思います。

あ。それと。
リメイクの場合、戦うヒロイン《バーバラ》のタンクトップ姿に萌えることも…げふんげふん。
hatahei69

hatahei69の感想・評価

4.6
オリジナルのロメロ監督も参加しているリメイク作品。

初めて観たのは十代の頃の深夜テレビ放送。
しばらく引きずるくらいに衝撃的に恐ろしかった((((;゜Д゜)))

私のなかに今のゾンビ像を確立したのはオリジナルよりもむしろこっちだと思っております。人間の愚かさもたっぷりと描かれています。
ジョージaロメロのゾンビ三部作のひとつめのリメイク映画です!

ゾンビ映画はゾンビの怖さよりも極限状態で引き立つ人間の怖さを楽しめるのがいいですよね!

古い映画でしたがテンポよく見れたし、最後にはスッキリできるシーンもあったので、ゾンビ映画をまだ見たことないって人にもお勧めできる作品だと思います!
クライマックスのいざこざは『ショーン・オブ・ザ・デッド』のオマージュ元だったらなんかいいな〜とか考えてたらすっきりする展開がきてあっという間に終わった。
面白かったけど、こういうシチュエーションだったらやっぱりオリジナル版みたいに白黒の方が雰囲気が出る気はする。
ホラー苦手だけどゾンビ映画の名作だということなので借りたのですが、リメイク版の方でした(;゚Д゚i|!)
気を取り直して鑑賞しましたが、面白かったです。話も複雑ではなくて、最初からゾンビが出てくるし、終始襲われっぱなしなんですが、緊迫した状況のなか、人間の本性が見られるところがいいですね。
主演のベン(トニー・トッド)とバーバラ(パトリシア・トールマン)の二人を中心にゾンビと戦うのですが、逃げ込んだ家に集まった人々の行動が面白かった~。特にハリー・クーパー(トム・トールズ)のクズっぷりは一番人間的なんじゃないでしょうか(笑)
最初は怯えているバーバラがどんどん強くなっていくのは、オリジナルと違うみたいですけど、女性が強くなってきた時代を反映しているらしく、違和感なく、上手く纏まってました。
ラストはゾンビより人間の方が恐ろしい感じの落ちでしたが、確かにありそうな感じがしました。
オリジナルより特殊メイクとか進歩していてカラーだったのも迫力を増していたと思いますが、ゾンビ映画だけど、あまり怖くなかったですね。少し耐性が付いてきたのかも。
オリジナルはモノクロの低予算の映画だけど怖いということなので、次は間違えずに借りてきたいと思います。
寅さん

寅さんの感想・評価

4.0
オリジナルの方が怖さは上
ゾンビ≒人間
人間の中にも暴力性が強い者もいる。人間の狂気を描いた作品。

クーパーのバイオレンス野郎!

スタートからギャグ!

教訓
いつも冷静に。そして助けを求めず自力で逃げること。
昔のゾンビ相手なら慌てなければ逃げ切れる!

とろいヒロインにイライラする系
だんだんセクシーになってくる。

武器は鉄棒、銃、バット

情報は大事

私たち人間はあいつらと同類なのね。と、この辺が蛇足かな。

オリジナル版はもともとのタイトルが被っていたため、タイトルを変えたが版権を入れ忘れてしまった。
なので以後パクられまくることになった。
さわだ

さわだの感想・評価

3.4
「カラーだったっけ?」と思っていたらリメイク版だったという痛恨のミス。
ジョージAロメロが本当に伝えたかったことは、ゾンビの恐ろしさではなくて、むしろきっと…
foodunited

foodunitedの感想・評価

3.0
サビーニ版。内容はほぼおなじでゴアシーンのクォリティが相当アップ
tyapioka

tyapiokaの感想・評価

3.8
記録整理。ゾンビを通して人間を描いている。ラストも考えさせられ、よい。
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