このレビューはネタバレを含みます
“彼は天才だった。彼が発明した不思議なチョコ・アイスは冷凍庫の外でも溶けない。カンカン照りの太陽の下でも凍ったまま。”
15年前
“間もなく彼はチョコレート工場を。大きさはなんと世界最大で、他の工場の50倍はあった。”
インドのチョコレート城。いいな。
“盗みがひどくなる中、ある日、突然、
ウォンカさんは従業員全員に帰宅を命じ、
工場は永久に閉鎖されることになった。”
“永久だなんて、今動いてるよ。”
“大人の「永久」は「ずっと長い間」って意味なの。”
チョコレート工場は動いている。
けれども、人が出入りしてるのを見たことがない。
誰が働いているのか謎でウォンカさんに聞こうにも、工場から出てこないのでできない。
“出てくるのは箱詰めして各地に出荷されるチョコだけ。”
ウォンカチョコに隠された金のチケット。
選ばれし5人の子供には素敵なプレゼント。
1人目は豚工場の毎日チョコレートを齧っているまんまるすけ。
2人目は金のチケットが欲しいと喚くわがまま娘を不憫に思った大金持ちの父がチョコを買い占め、社員を動員してやっと見つける。
貧乏な家族で、父方の祖父母と母方の祖父母とみんなで小さなおうちに住んでいるチャーリー。
チョコレートは誕生日にひとつ。
“わしらは4人で381歳だ。もう待てんよ。”
“娘が獲得した賞は263個、これらはほんの一部よ。”
3人目はたくさんの賞をとっている生意気な娘。
“天候と株価の動きを参考に製造日からチケットの所在を確認した。”
4人目は乱暴な言葉遣いでゲームばかりやる男の子。
チョコがたくさん売れ、虫歯の子が増え、
歯磨き工場も売り上げが上がり、機械を導入。
歯磨き工場で働く父の仕事はなくなった。
誕生日に貰ったチョコではだめ。
おじいのへそくりで買ったチョコでもだめ。
落ちていたお金をたまたま拾い、近くのお店でチョコを買うと、なんと金のチケットが!!!
思わず踊り出しちゃうジョーおじいが可愛い。
でも、チャーリーは「行かない」と。
お金が必要なんでしょ?500ドルで買うって人がいた。もっと高く買ってくれる人だっているよと。
“お金は毎日印刷されて世間に出回っとる。だが、金のチケットは世界にたった5枚しかない。2度と手に入らん。それをあっさり金に換えるのはトンマだ。”
ルンパランドの住人。
ウンパ・ルンパ。
“きっとカカオ豆のせいだ。チョコの成分が人体に作用すると、ホルモンが出て、恋をしている気分になる。”
まんまるすけはチョコまみれ。
ガムの子は体がまっ青、くねくね、柔い体に。
金持ちぼんちゃんは父と一緒にゴミまみれ。
ゲーム人はひょろっと薄っぺらく。
優勝者チャーリーは透明なエレベーターで
お家まで送られるが、家こわしてるよ。。。
工場をあげるよ。君が後継者だと。
“工場に行ったら、もう家族に会えないの?”
“じゃいかない。家族は1番大事だもん。世界中のチョコよりね。”
“バケット家には次々に幸運が。だが、ウィーリー・ウォンカは違った。”
“なんかへんなんだ。どのチョコを作るか迷ったことはないのに、何も決められない。自信が持てないんだ。”
歯医者の父親は断じてお菓子を食べることを許さなかったが、息子が知らない間に活躍していることを記事で知り、歯医者のあちこちに貼っていた。
とびきりあまい人生か。いいね。
うたがとってもクセになる。。。。