三宮で、知らないおばあちゃんに「電車賃が足りないから、100円貨して欲しい」って言われて、貸したことがあるんです。
後で、そのおばあちゃんはそうやってみんなからお金をせびってる常習犯だったことがわかって落ち込んだ。
何に落ち込むかって、人の良心とか夢とか、大事なものに平然とつけこむ人が存在するっていうこと。
この映画も延々と人の夢にたかっててホントに腹が立ちました。
最初は笑いながら見てたんだけど、詐欺のシーン長い、多い、一体何人の夢を弄ぶねん!
多分私はこういう人に真っ先にだまされると思うから、騙された人のこと考えたらめちゃ胸が痛い…
同情とか信用とかさせてくれよ、そういう気持ちになった時点でこっちの負けってほんとタチわりーよな!
これで思い出した映画は2本あるんだけど、さらにクオリティの高い詐欺を求めるなら「エスター」、もうちょい微笑ましさと胡散臭さと青春が欲しいなら「イン・ザ・スープ」をあわせてどうぞ。
責任はとりません。
苦情はスタンリーキューブリックまで!
まあけどジョンマルコヴィッチ目当てに見たから、彼がいろいろ着替えまくってるのは楽しかったです。