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くまのアーネストおじさんとセレスティーヌのろのレビュー・感想・評価

3.8

絶賛テスト期間中の私(笑)

大学1、2年生の頃は・・・というか高校時代から、テスト期間中はテレビもあまり観ず、ひたすら勉強していたなぁ。。夜23時に寝て、朝3時に起きたりとか。。そのためよく胃腸を壊していました(^_^;)笑

もちろん、頑張って良かったことはあります。
大学2年間は特待生に選ばれて授業料が半額になり、”家計に優しいひろちゃん”と言われていました(笑)
でも、テストが近づくたびに不安になって憂うつになって、、。勉強をしないことに罪悪感を感じたり、自分を追い込んだり。今思えば、それもウツになる1つの要因だったのかな~と。

大学生活3年目にして、やっと「テスト期間も自分の好きなことをやる!勉強はほどほどに!」が出来るようになりました。
これも自分を楽にするための第一歩です!

とはいえ、毎日少しずつでも勉強しておかないと単位が取れないので(笑)気楽に観れる映画をチョイス♪


「まばゆいばかりの真実が世界を驚かす」

たまたまBSで放送されていたので録画してみたのですが、とても面白かったです(*^^*)「ズートピア」が好きな方はきっとハマるはず!

クマの音楽家アーネストと絵描きになりたいネズミのセレスティーヌ。あることをきっかけに2人は一緒に暮らすようになる。そしていつの間にか、かけがえのない存在になっていく。


ある日、熱を出したアーネストは夢を見る。大好きなお菓子がたくさん出てきます。ぐるぐるキャンディ、カップケーキ、マシュマロ・・・。アーネストがガバッと大きな口を開けると、お菓子が列をなして入っていく。わたがしに乗ったり、カップケーキに抱きついたり・・・。
パステルカラーが溢れる素敵な夢。

「アーネストに見せてあげる!これが冬よ!」
セレスティーヌの描いた絵にアーネストが音楽をつける。
セルリアンブルーの流れるような線が木となり、赤い実をつける。やがて春が訪れて雪が溶け、若草と黄色や赤の花が顔を出す・・・。バイオリンの音色がアニメーションにぴったり。くるくると移り変わる映像に心が踊ります。


2人を通して見える世界。それは種族間の偏見と友情。

「どうしてクマは地上で、ネズミは地下なの?」
「どうしてって・・・昔からそうなってるんだ!」

色鉛筆や水彩画のような柔らかいタッチの中に、人間社会の縮図が現れます。

クマは邪悪な存在だと恐れるネズミ。
ネズミを害虫のように見つめるクマ。
差別の色眼鏡を掛けて、お互いを見ているんですね。

だけど、分かり合う努力をしたら・・・。
きっと世界は変わるはず。


80分の中に大切なメッセージが詰まっていました。
ろ