このような人生もあるんだと、知ることができたという捉え方もできるけど、知らなくて良いことだって世の中にはあるんだよなぁ…。
社会の底辺に生きるジプシーと呼ばれる人々の人生を通して、人間の人生、その価値や重み、存在する意味をリアルに問いかける作品。
真実を描きだすということにはどこまでもストレート…が故に、物語が絶望的で救いようがない。
冒頭の雰囲気や音楽なんかは最高に良かったんですけどね…
強烈に濃い映画なので人生において潔癖症の方には全くお勧めできませんが、エネルギー溢れる作品ではあります…
にしても、しんどい。けど嫌いではない。