Melko

ファンタズム IIIのMelkoのレビュー・感想・評価

ファンタズム III(1993年製作の映画)
3.1
結局、超夜更かしして勢いで見てもうたがな…眠い…
ほぉお…そうきましたか😪

ここにきてオリジナルのマイクが復活!
更に年数経った設定になってるから、役者が変わってもあまり違和感がない!

シリーズお約束の、1作目のラストから始まる物語。
1作目から15年の月日が流れ、立派に初老になったレジー。一度はマイクと合流できたものの、再びトールマンに連れ去られてしまう。そこへなんと、マイクの兄ジョディが!!(演じる役者も1と同じ。しっかり老けていてちょっと切ない笑)しかもジョディはシルバースフィアになっていた!
彼の導きで、マイクを救いトールマン一味を殲滅すべく、次の町を目指すレジー。道中で、親をトールマンに殺されたった1人逞しく生きる少年ティムと、軍隊帰りの黒人女性ロッキーに出会う…

ホームアローン的に家の中にトラップいっぱい仕掛けて敵を撃退!する程頭がキレるだけでなく躊躇なく銃をぶっ放すイカれた(褒めてる)小僧ティムに
MCハマーみたいな角刈りモヒカン頭で何故かヌンチャクを使いこなすロッキー(見た目に反して声のキーが高い)

アクの強い2人が仲間となりレジー親父も奮闘するものの、マイクは心ここに在らずな感じ

ティムは可愛く賢く(なんなら空気も読める)、ロッキーはスタイル良くて美人だし、ちゃんと華を添えてて、2人がなまじ戦えるもんだから一気にアクションアドベンチャー的様相になった3作目。
時代の先端を行くようなレーザー効果の中を進む場面や、私の好きな「落下の王国」を思わせる印象的な砂場?の外ロケ場面などまぁまぁいい場面もありつつ、今回はなぜかシルバースフィアの見せ場が控えめ。
天井にシルバースフィアがいっぱい浮いてる…!のはちょっと笑える場面。笑

これまで、トールマン以外にちゃんとした悪者がいなかったけど、ここにきて初めて、「シルバースフィアにやられてほしい…!」と念じるぐらいの悪グループが出てくる。が、シルバースフィアにはやられず、早々に正攻法で退場…かと思いきや、なんとゾンビになってしつこく追い詰める!

無人化したゴーストタウンを転々とするレジー、でも肝心の町は少ししか映らず、あとはずっとまた墓場や家の中での攻防だから、「トールマンに各地がやられてゴーストタウン化してる」描写が圧倒的に弱いと思いつつ、エキストラがほぼ出ない本作、予算の都合でギリギリの演出なのだろう…と生温かい邪推。

レジーがとことんスケベなのは、、いい加減ウザい笑
とんでもない危機的状況なのに、何してんねん!笑

あんなにやり合ったハズなのに、それでもチェックのシャツ着て身体はノーガードで立ち向かうレジー。アホなのか?笑

前作で確実に年を重ねてたトールマンが、今回はバッチリ「老けてて」ちょっと心配…(役者は既に鬼籍に入られてる)心なしかセリフも言いにくそうな…調べたらこの当時で70代…いや、私の推しは70でバリバリ元気に演技してるからなぁ。人によるのかな。

これも予算の都合か、ゴア描写も控えめ。
全体的にフワッとした感じだったなぁ。
あ、でもそのかわりお決まりの窓バリーン!は度々出てくるし(お約束のラストのバリーン!も健在)、何台か車も爆破してくれます。

さぁあと20時間を切った見放題…
既に興味は失いつつあるが、、4までは、なんとか、見ようかな…(義務感)
Melko

Melko