寿都

心のカルテの寿都のレビュー・感想・評価

心のカルテ(2017年製作の映画)
4.7
マークし忘れ
ボーイミーツガールものには惹かれない(アダルトなのが好き)自分ではあるが、今作の青年はかなり印象的でチャーミングなキャラクタだった。
リリーコリンズがいのちを削り(減量)臨んだだけのことはある、王道のメンヘラ映画だった。

母親との授乳セラピー?はかなりあやしげ(かつ重要)に描かれたシークエンスであるが、
あながち眉唾ではないとおもう。乳児期の対応により(泣いたらすぐ親が来てくれるかとか)その人間の「不安症度」みたいなものが左右されるといった研究をきいたことがある。いわゆる愛着障害を防ぐための研究の進歩に期待!!
私自身も軽い愛着障害の気は自覚している。
私は双子(片方は男)で、母は専業主婦のまともな家庭に産まれ育ったが、母親の養育が半分ずつになる。女のほうが不安を感じやすいので、この研究をあてはめるとしたら、女の子優先でお乳をあげるなどの対策がとれたかもしれない(笑) 性格的にも幼少期は私はおっとりで、双子の兄はわがままっ子だったので親争奪戦には常に負けていたのだろう、、(とはいえ愛情の差を感じたことはなく、男女の性格が逆転していたら男の方はかなり生き辛かったであろう?)
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