84g

血槍富士の84gのレビュー・感想・評価

血槍富士(1955年製作の映画)
2.3
 落語的な情緒溢れる人情劇。
 コミカルで快活、やや演出過剰も見受けられるが、作劇の意図としては故意だと思われる。
 終盤の展開はセオリー外であり、予想の範囲外。しかもノースタント長回し。大冒険だ。
 アクションシーンとしての質は高いとは言えないが、凡庸さではなく独自の演出を取ろうとスタイルを高く評価したい。
 
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