DVDで鑑賞。
64年の作品なので画質、音声がかなり荒い。
ついでに言うと編集もぶつ切りしてたりと雑な作り。
プロットは素晴らしいがシナリオ、演技カメラ、照明など結構酷い。
しかしミッドサマーやウィッカーマンのような明るい日中、街の人全員、謎の風習という不気味さが根底にあり先が気になってしょうがないストーリー。
ゴア描写もまだこなれてなく試行錯誤が見られる稚拙さだがリアルにしたら恐ろしさが倍増しそう。指を切ってからの親指切断→腕ごと切断の流れが強引で荒々しくて凄かった。
やけにウェルカムで明るい住民とバンジョーの陽気なメロディーと唄が逆にハマって恐ろしく感じる。
スプラッタホラーとしても意表をつく展開とオチが妙にしんみりして南部でも北部寄りでもない中立な視点にインテリジェンスを感じた。
ベティーが殿方の対面する時にいちいち肩見せするのがキュートで良かった。