両目を抉られた女性の猟期連続殺人事件を題材にしたC級サスペンスホラー。

中古shopで500円で購入…した後でアルバトロスと気が付く。
やっちまった_:(´ཀ`」 ∠):_ ..

検視官マレー博士が主人公。彼の知り合いが連続殺人被害者になり彼が容疑者で疑われるが、彼自身も奥さんが事故死以来お酒に傾倒、最近は特に記憶が飛んだり「もしやオレが犯人？」と疑惑が消せない。というありがちストーリー。
おまけに死体そっちのけ。
検視官なのに検視シーンがランタイム中10分も無いんだが 笑

ミステリーとしては冴えないし面白いかって言われれば正直面白くない。
でもアルバトロスにしては落とし穴レベルのトラップだったのでまだいい方かと(涙)
原題のmessageの方が内容的に正しい。

刑事の胸毛が芝生並みの発毛振りだったのがハイライトだった。

• #ミステリー
• #ホラー
• #サスペンス
• #アルバトロス
• #ta_2017鑑賞

眼球を抉り取られた連続猟奇殺人事件に事故が原因で妻を無くし心に深い傷を抱え持つ検屍官が巻き込まれていく様を描く、今風の表現で例えるならスピリチュアルスリラー。
『検屍官』シリーズ第３段と紹介されてますが、全く繋がりの無い単発作品をシリーズと謳ってるだけですので、本作のみ観賞も何等問題ありません。

主人公の検屍官がトラウマを抱えていて日常生活にも支障をきたすほど、度々在りし日の妻の映像が割り込んでくるため画面を支配する空気は非常にウエット。
殺人事件が起こるものの、テンポが緩く緊迫感溢れる展開では無く逆に物静かな音楽と鬱的な描写が延々続くため観ていて段々鬱陶しくなってきます。

見どころを強いて探すなら犯人は誰なのか？のみでしょう。
イントロにも記載されてる通り、物語中盤で警察も同僚も主人公が犯人ではないかと疑い出し、主人公自身もアルコールに溺れる生活のせいで記憶を無くす日々が続いたため自分が潔白との自信が揺らぎ始めます。
さて、主人公が犯人なのか潔白なのかは本編でお確かめ下さい。

ちなみに猟奇的と謳っていても全然グロいシーンはありませんし、犯人との知的な頭脳合戦を楽しむサスペンス要素もありません。
逆にオカルト的な肉付けをしたため何とも言えない微妙な作品に仕上がっています。
オカルト的な描写がお嫌いな方はスルーされた方が賢明です。
オカルト好きな私でさえ正直楽しめませんでしたから。

なかなかせつないラストが良かった英国のテレビムービーなのかな？
エンドロールも無くてスパっと終わったよ😳
最後の最後の電話は無いほうが良かったな。
ジェフ・フェイヒーを久しぶりに見て、やっぱ個性的な方だなと確認できたw

マイケル・キートンの未公開作品『サイレントノイズ』にこの作品のようなせつない内容を期待していたのに、とっても酷い酷い映画で(笑)
わざわざDVDスルーの円盤を買って観てショックを受けました😖
しかもかなり遅れての日本での発売でした。