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ファイナル・カウントダウンのskynetのレビュー・感想・評価

3.3
この作品は「戦国自衛隊」の少し後に公開された筈だが、戦国自衛隊には当時ワクワクしたものの、こちらはちょっと微妙だった記憶がある。
同じような設定なのだが、最新鋭の米空母ニミッツが日本軍の真珠湾攻撃の目前にタイムスリップするということで、日本の航空隊を徹底的にぶっ潰すと息巻いていたような予告だったので、何となく日本人には面白くなさそうと思っていた。

でも観てみたらそんなに日本をディスった内容ではなく、結構楽しめた。
むしろ結構気を使っていて、零戦2機が撃ち落とされるだけだし、それも零戦がアメリカの民間船を機銃攻撃しているのを止めるためだったりするので、あまり嫌な感じはしない。

自分としては当時プラモデルで作ったことのある最新鋭の戦闘機がたくさん出てきて、ミサイルの積込み作業なども見られてマニアにはたまらない内容だった。
ただ、それは1980年の最新鋭であって、今から見ると電子機器などが古臭い。真珠湾当時の人が40年後の空母や戦闘機を見てビックリする場面があるが、そこから我々はさらに40年後を生きているわけで、何とも不思議な感じがした。
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