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永遠の僕たちのmahのレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
3.8
交通事故で両親を亡くし、自分も3分間の臨死体験をしたイーノック。それ以来日本人の幽霊・ヒロシが見えるようになる。そんなイーノックは全く知らない人間の葬式へ参列することを繰り返していた。
ある日も同じように見ず知らずの故人の葬式へ参列していると、アナベルという少女に出会い、距離を縮めていく。
死に直面した3人が出会いと共に、己の世界に色を取り戻していく。


ミア・ワシコウスカがとにかく可愛い~~~!!!!
金髪ショートでくりくりの瞳に、ちゅんとした唇。飾らない性格のアナベル。可愛いにもほどがある。


社会から距離を置いてしまった2人が心を通わせていく過程を美しく描写している。キスシーンがかなり多いと感じたが、2人がとても繊細で流せてしまう。絵画のよう。
死に囚われてしまったイーノックが、死に直面するアナベルに出会うことにより、自分の心の奥深くに眠る物を掘り起こし、ラストシーンへと繋がっていく。


「死は容易く、辛いのは愛。」
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