mah

ジョン・ウィック:パラベラムのmahのレビュー・感想・評価

5.0
シリーズ3作目。
「コンチネンタルホテルでは絶対に仕事をしてはならない」
掟を破ったジョン・ウィックは復讐のためにブチ切れ続ける。ハートフル犬映画。


バカが作るバカのためのバカ映画!
これ以外に誉め言葉が思いつかない。狂ってる。
めちゃくちゃ言葉悪くて本当に申し訳ないんだけど、強すぎて笑っちゃうからこういう表現しかできない。
頭空っぽでOK!前作よりもスケールアップして大狂い。ありがとうございます。
ナイフ投げすぎ、馬で人を殺しすぎ。人を殺すな!!

主語が大きくて申し訳ないが、我々が思う「殺し屋はこうであって欲しい」を全力で叶えてくれてる。応募者全員大サービス。
強いんだけど強すぎない、脆いけど強い、絶妙なバランス感覚。
完全完璧な人間ではないが、最強の殺し屋であるジョン・ウィックを見事に描き切っていてこちらとしてはお手上げ。
中二設定爆盛りで設定負けしないキアヌ・リーヴス、私はあんたが怖い。

今まで切望していたコンチネンタル内部もしっかり描かれていて、"完全に理解ってやがる・・・"と腕組んでニコニコしながら観るしかなかった。
ガラスを体で割りすぎてあの割れたガラスだけでピラミッド建てられる。
あとリロードタイムのあの無音でご飯3杯行ける。
そして今作はハル・ベリーの使い方も絶妙、うまい。痺れた。犬。


この作品観てから暫くは理不尽なことがあると「お前、私がジョン・ウィックじゃなくてよかったな。」と思ってた。私が殺し屋だったら殺してたぞ。



最後に。
特に好きなシーンを上げるとするなら人を殺すシーンですかね!最高!!
以上です。
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