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怨霊の森のhideharuのレビュー・感想・評価

怨霊の森(2006年製作の映画)
2.8
2019.12.21 DVDを再見。
ラッキーマッキー監督の初メジャースタジオ作品ながらイギリス劇場未公開。

彼は「MAY-メイ-」でもアルジェント好きだって分かるけど本作はかなり「サスペリア」よりの「死霊のはらわた」+「ガーディアン
森は泣いている」+「ザ・クラフト」の趣あり。要はホラー映画の良いとこどりです。

森の奥深くにある女子学生向けのパブリックスクール、家族との折り合いが悪いヒロインがこの学校に強引に入学させられるが、この学校は魔女の棲家だったと言う話。

ブルースキャンベルがヒロインの父親役で冒頭に出てくるもその後なかなか出てこないのでカメオ出演かと思っていたらクライマックスで活躍してくれた。あんま頼りにならないけど。

予算もある程度あったのか木の枝が窓からズルズルと入り込んできてヒロインを襲うシーンではCGも使われてました。
斧を振り回したりしている割に血まみれシーンがあまりないのが残念。血の代わりになんだか茶色っぽい物が噴き出しますが。

ちなみに60年代設定なので使用されている音楽が古いです。でも有名な曲が多いので当時の雰囲気を出すのには効果的だったのではないかと思います。

なんかラストのセリフ、続きがあるのかと思わせぶりな感じ。
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