刺青ヤクザにバブル期日本のオッサンが女体盛りしていたり、指詰め、腹切り、大衆浴場での裸アクション。いまさら外国人が描くトンデモニッポンをゲテモノ映画として笑ってもしょうがないし、突き詰めると神風精神論ふくめて今でも日本はこんなものじゃないのかとも思う。相撲取りみたいなヤクザがいるが、相撲取り崩れのヤクザも当然いるだろうし。
刑事のドルラン(ドルフ・ラングレン)はタンクトップか半裸が制服、『こち亀』のキャラクターなみの異常さだが、瞳はキラキラしている。
その戦いを見物していた日本人らが勝利したドルランを称え、お辞儀していくラストが嫌だった。インテル時代の長友がパフォーマンスでお辞儀するのとか、本当に最悪だった。異国で簡単に頭下げんな。
