ずん

わすれた恋のはじめかたのずんのレビュー・感想・評価

わすれた恋のはじめかた(2009年製作の映画)
2.7
"忘れた恋のはじめかた"

ぜひとも教えて欲しい!と思い、ラブコメディを想像して観たら全くの予想外でした。

題名もパッケージもちょっとお門違いかなぁ。
残念な事に"忘れた恋のはじめかた"ではなく"お金儲けのはじめかた"じゃ?と思わざるを得ない内容に感じてしまいました。

交通事故で最愛の妻を亡くした辛い体験をネタに自己啓発本を出し、同じように苦しんでいる人を立ち直らせる慈善活動的ビジネスを展開しているが、あまりにもやり手のビジネスマンぶりに今ひとつ共感出来ない…。

ある日、お花屋さんのヒロインと出逢い気になる存在になるんだけど自分の中で妻の死を乗り越えられていない主人公はなかなか一歩を踏み出せずにいるのですが、段々と惹かれあっていくシーンも薄くちょっとイマイチ…。

亡くなった奥さんも出てこないし、主人公の苦悩や葛藤もこれまたイマイチ伝わって来なかった。

まさかのオチに拍手喝采どころかこちらとしては興醒めしてしまいました。

A-okayじゃ無いっ!

1番称賛されるべきなのは寛容で温かい義理のお父さん!

嘘ついて慈善活動してたら後ろめたさから乗り越えられないのも納得。

とても残念な作品でした。

内容はともあれ、主演のアーロン・エッカートの見事なケツアゴは見所です!
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