ずん

アクアマンのずんのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
5.0
劇場で観て本当に良かった!やはりジェームズ・ワン監督は只者じゃない。期待を裏切らないどころか軽々と超えてくる。

DCEU前作のジャスティスリーグでは彼に思い入れがなく今回付いていけるのか少し不安があったが単体作品でのアクアマンは最高に魅力的なキャラクターで、海底王国という世界観もとても素晴らしかった!

画面の暗いホラー作品に定評のあるジェームズ・ワン監督だが、ワイルドスピードスカイミッションでも大迫力の映像を魅せてくれた監督だけあって、映像美と迫力には本当に眼を見張った。

深海のアトランティス王国の色使いや多種多様な海の生物達、気泡、人間が泳いでいる様子や髪が水中で靡く様子など、細かい所までリアルな水中が再現されていて驚きの連続!

アクションシーンも大迫力で気付いたらずっと前のめりになってスクリーンに釘付けでした!
今まで評価されてきたCG映像美の超大作にも引けを取らないし、文句無し、大満足の映像体験でした!

王位継承問題や兄弟間の骨肉の争いという点ではMCUのマイティー・ソーのストーリー展開と似通ってはいるが、一方では宇宙、こちらの舞台は海底ということで上手いとこ差異を見せることに成功していると思います。

海中だけでなく地上での映像美、シチリアのデートシーンも最高!

またキャラクターが魅力的。王女メラのビジュアルもディズニーのアリエルみたいで可愛いし、アトランティス王国の召使いウィレム・デフォーも貫禄があってピッタリでした。
女王役のニコール・キッドマンも変わらず美し過ぎてウットリしちゃいました。

アクアマンめっちゃカッコいいです!前作ではやる気ない感じに思えたけれど、今作でキャラクター性を掘り下げてくれたおかげで終わる頃には大好きになってました!
不器用でゆるい国王、最高じゃないか!

笑いあり涙あり、内容てんこ盛りの今作、今までのDCEUの作品で1番好きになりました!ちと褒め過ぎかな。でもそれくらい楽しかったです!

アトランティスフォーエバー!
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