広島カップ

ザ・パッセージ/ピレネー突破口の広島カップのレビュー・感想・評価

3.3
J・リー・トンプソンとフランクリン・J・シャフナー。※
マルコム・マクダウエルとマルコム・マクラレン。
区別が付き難く一瞬「どっちだったっケェ」となるそこのあなた!
始まってるかも知れませんよ軽度認知障害(MCI)。
私は悲しいかなコンマ何秒か逡巡しちゃいます。笑

ナチの手に渡ると大変なことになってしまう科学者を雪の深いピレネー山脈を徒歩で越えて逃がしてくれとフランスのレジスタンスに依頼された羊飼い。
執拗なナチの追跡をかわしてスペイン側にたどり着けるのか?

今ならもっと色々とエピソードを入れ込めそうですが最小の出来事のみで勝負してきています。『ナバロンの要塞』(1961)で同じくナチの追跡をかわすドラマで一度才を発揮しているJ.リーのツボを押さえた演出で見易く解りやすくハラハラする作品に仕上がっています。
ほぼアルプスの美しい雪山景色を背景にロケされている所もポイントが付きます。

※両人は猿の惑星シリーズで一作目がシャフナーが四、五作目がトンプソンがメガフォンを取っているのも私の混乱の一因でもあります。
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