メキシコで行方不明になった社長令嬢の娘（ドジ）を探す為、マーティン・ショート演じる会社の会計係（ドジ）とダニー・グローヴァー演じる探偵がコンビを組むことになるコメディ。

娘がドジだからこそ、同じドジなタイプを用意すれば娘の足取りが掴める・・！と社長達が考えたことで娘探しをダニーとすることになったマーティン。彼は序盤から工事現場の穴に落ちるわ自動ドアにぶつかるわストローを鼻にぶっ刺すわとその不運（ドジ）な男っぷりをこれでもかと見せつけており、全く関係ない黒人をダニーと思って同じテーブルに座っちゃったり、視線でアプローチしてくるラテン女性を「あの女は娼婦だ。金で交渉してみろ」とダニーに言われ仕方なくその通りすると実際は違いビンタされるオチはベタながら一周回って面白い所。

そんな感じで実際はダニーの方もちょっと抜けてたりするんですが、その後も警察に捕まったり砂に飲み込まれそうになったりと案の定災難が続く中で友情が芽生え、仲が良くなるもう少し決定的な瞬間が欲しかったものの終盤にはダニーの「彼は友人です」というシンプルながらちょっと感動的な台詞が。

ツイていない、不幸な出来事も案外幸運に繋がっている・・というメッセージを感じ取ることが出来るし、時に「ファイナル・デスティネーション」をマイルド且つコミカルにしたような災難の数々は面白く、セスナに舞い込んだハチに刺されまくってマーティンの顔や体がパンパンに膨らむのは「ナッティ・プロフェッサー」みたいだし、桟橋が崩れて外れて船状態になり更にその先に・・な「らしい」エンディングも印象的。隠れた良作でした。

• #ジャケ写登録ありがとうございました

日本では一般劇場で公開されず、ビデオスルーだったコメディ映画。なんだけど、何故か試写会かイベント上映があって、僕は映画館で観ている。

社長令嬢が旅行先で行方不明になる。何事にもツイてない彼女を探すには、同じようにツイてない奴が行くのが適任だと助言を受けた社長は、何かと不幸に見舞われる経理社員と探偵に娘を探すように依頼する。「リーサルウェポン」シリーズのダニー・グローバーと「インナースペース」のマーチン・ショートの迷コンビが繰り広げるメキシコ珍道中。社長令嬢は、「ダルク家の三姉妹」が魅力的だったシーラ・ケリー。

ダメ男の活躍が楽しめる作品。

シーラケリーさんのやらかしもう少し配分欲しかったしみたかった。桟橋ガックン→イカダ→滝のラストまで楽しい。