泣きっ面にwindows8

コントラクト・キラーの泣きっ面にwindows8のレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
4.0
⚫︎アキ・カウリスマキ作品では今の所一番好き。これまでの作品と違い、物語を見せる推進力があった。ひとえに設定の強さのおかげだと思う。
⚫︎「自殺が怖いから自分で殺し屋を雇う」っていう設定が妙すぎる。「どうなるの?」を自然と生む設定は強い。
⚫︎一番好きだったのは、殺し屋に向けて「隣のバーにいます」と壁紙を貼るシーン。切実さをルーズで撮ると愛おしさが生まれる。
⚫︎レンジに顔を突っ込む所も最高だった。オマージュしてみたい。
⚫︎段取りを効果的に飛ばすのが上手い監督だと思った。銀号強盗に仕立て上げられるシーンの編集最高!外を見てみたら知らぬ間に観衆が集まっている...などなど。