クルードス

黙して契れのクルードスのレビュー・感想・評価

黙して契れ(2010年製作の映画)
3.0
ベネズエラのスラムが舞台の、才能あるサッカー選手である兄弟の物語。

楽しそうな兄弟の描写やサッカーの場面とは対照的だが、でも地続きにある暴力は日本では見られないような怖さがある。当たり前のように人を殺すし…。

サッカーのシーンはテレビで観るような俯瞰ではなく、プレイヤー目線に近いから迫力があるけど、カメラがぶれすぎて目がチカチカするところもあった。

衝撃のラストに繋がる監督の発言は、フリも効いてなくて唐突だったから、え?何で今?という感じだった。