このレビューはネタバレを含みます
原作は何度も読んでいて、今年再度買い直して読んでいたので予習はバッチリだったけど、ここまで予習大前提な作りだったのには驚いた。
桜木が赤木に「まだ追いつけるよな！」と言って赤木が「！」となる場面、その背景はすごく好きなんだけどあそこは何の説明も無かったし、原作を読んでないと見落とすだろうし。
ラストに近づくにつれて、この話の流れだと晴子さんへの「好きです」の部分は余分だなぁと思ってたらそこは無かったので一安心。
そしてラストに「左手は添えるだけ」のセリフは無音にして口を動かすだけにしたのは素晴らしかった。
でもあれもそのセリフを知っているのが前提だもんなぁ。
それにしても「スラムダンク」というタイトルなのに桜木が才能で出来たダンクシュートではなく、2万本練習したジャンプシュートで最後決めるのは何度観ても感動してしまう。
あと、宮城が主人公だったのはサプライズだった。
今回「first」なので「fifth」までやってもらってスタメン5人の背景を試合と共に描くのかなぁとか勝手に思いながら観てた。
