時系列が遡っていく映画なのは予備知識であったのに、カレンダーの日付がずっと変わらず「？」だったが、物語がだいぶ進んでようやく同じ日を数年分描いている事に気が付いた。
終わると分かっていると楽しそうにしている2人が切ない。
でも付き合いだす初日からもう違和感があったのは、何だかあるあるだと思った。
照生がタクシーで自分の気持ちを真剣に話している時に茶化されてちょっと不機嫌になったのが特に印象的。
最初は相手に対する違和感も飲み込めるし、2人の考え方や習慣の違いも楽しめるけど、時間が経っていく程に溝になっていくんだよなぁ…
「ちょっと思い出しただけ」というタイトルも秀逸。
この映画をキッカケに昔のあれこれをちょっと思い出すのもまた一興。
