初期衝動のアニメ化。
初めてアンプを通してでかい音を鳴らす、他者と一緒に音を鳴らしてそれが何かになる、ステージに立って自分の中にある何かを吐き出す。
そして継続する事無くすぐに解散するという、音楽をやる時の美味しいとこ取り詰め合わせパック。
最後のライブを観ていて「これこそが音楽だよなぁ」と思った時にタイトルが「音楽」である事にものすごく納得した。
個人的にバンドをやっていた時に一番ワクワクしたのは、ギターとしてスタジオで初めて音を合わせた時。
テープに録ったその音源を何度も繰り返し聴いたなぁ。
今でもあのワクワク感は思い出せるし、その後何年もバンド活動をしたけどその時のドキドキは色褪せなかった。